肩こりと五十肩のケアについて ~国領の整体院palette~
2020/10/02
肩こりと五十肩のケアについてのお話です。
ちょうど今日、肩こりと五十肩に悩んでいるお客様がいらっしゃいました。
肩こりもですが、五十肩は特に生活に支障の出る症状です。肩の動きが悪くなり、腕があげられなくなることが多いので、あらゆる日常生活動作に支障が出てしまいます。
そんな五十肩に悩んでいる方はぜひ見て頂きたい記事なっていますので、少々お付き合いください。
◎五十肩の原因
まず、五十肩の原因ですが、これは本当に様々です。五十肩は「肩関節周囲炎」という疾患名がつけられるのですが、「肩関節周囲炎」なので、肩の周りに何かしらの炎症が起きているということになります。
同時に、どこに炎症が起きていれば、どんな炎症が起きていれば五十肩です。と定義されているわけではないため、人それぞれ全く別物とも言えます。
症状が同じであれば原因は同じようなところにあることは多いですが、人によって痛めているところも違えば、痛いときの身体のかばい方も違ってきます。
◎五十肩の対処
原因のところに載せたように、人それぞれ違う原因や体の使い方をしているので、まずはその方の症状の原因を特定する必要があります。
そのためにヒアリングはもちろんですが、ケアをしながらどこのケアが効果が出るか?体の特徴はどんな感じか?をチェックしていきます。
結果的に1回目のケアですべてを判断することはできないのですが、2回目のケアの際に前回との比較や体の持ち具合を見て、その方の原因を特定していきます。
原因さえわかれば、あとはそれを解決するためのプランを立てて実行するのみです!!
◎五十肩のケアの落とし穴
原因さえみつければ問題ないとお話したばっかりですが、五十肩のケアには落とし穴がたくさんあります。
その点を最初に理解しているかどうかで今後のケアへのモチベーションも変わってくるので、注意が必要です。
落とし穴➀
「医者の判断が違うものであった」
五十肩のケアの最中に「整形外科に行こう」と思う方もおおくいます。特に、最近少ケアの効果が落ちてきたな・・・と思ったりする頃は、一度レントゲンだけ撮ってみようかなと思うこともあると思います。
その際に、また新しい病名を言われたり、運動は控えてくださいと言われたりすることがあります。
人は違うことを言われるとどっちが正しいのか疑心になる生き物です。また、性質上後に聞いたことの方が正しいと認識してしまったりします。
お医者さんの判断が正しいこともありますし、レントゲンは体の中の状態が視覚的にわかる画期的なものですが、レントゲンを撮って病名がつけられ対処法を変えた際に「今まで以上の回復効果」があったことは、私が経験している症例の中では1件もありません。
結果的に治るのが遅くなった、結局改善されずケアを再開した・・・などなどです。
実際に整形外科に行ってケアをやめた方にも参考に今まで聞いてきた結果です。
落とし穴②
「症状改善が急にSTOPする」
五十肩のケアをしていると、急に症状が回復しなくなる期間がくることがあります。
必ず通る道、というわけでないのですが五十肩のケアは顕著にそれが出ることがあります。
そういった場合、ケアの内容の変更修正をする必要が出てきます。これは、最初から行っていたケアが間違っていたわけではなく、回復のステージにケアレベルを合わせる必要があるということです。
今までのケアの効果で改善してくると、今までとは違ったアプローチ、もしくは同じアプローチでも刺激量の調整などが必要になってくる場合があります。
症状改善が最近見られないな、と思ったら教えてください!!ケアのプランを立て直し現状に合ったケアの内容に変更していきましょう。
※まとめ
五十肩は急になるものと捉えられがちですが、実際は今までの疲労や負担が生んでいるものです。
本当に人それぞれ違う原因や症状なので、お悩みも多いと思いますが、改善に向けて一緒に頑張っていければ幸いです。